ジラサンアゴアクジのお話
おはようこんにちはこんばんは!
最近ホラー系の映画にハマっているモリっ子です。
本日は前回のラーメンを食べたお話で書いた通り、ポムノシタchの対戦動画で使っていたデッキの中身を紹介したいと思います。
九月上旬に書いた有料記事の内容の続編みたいなものなので、内容をコピペして貼ってますがご容赦ください。 (レギュ変を知る前なのでAレギュカードが沢山載ってます。)
また、記事自体が役一万字を超えているためお時間に余裕があるときに読んであげてくださいな。
ではいってみよ〜!
追記
ジラーチサンダー→ジラサン
カプ・テテフGX→テテフGX
カプ・コケコGX→コケコGX
マッシブーン→マッシ
ビーストエネルギー◇→ビーエネ
レインボーエネルギー→虹エネ
ウルトラビースト→UB
ビーストリング→ビーリン
エレキパワー→エレパ
あなぬけのひも→穴抜け
ジムバトル→ジムバ
トレーナーズリーグ→トレリ
以上の様にカードの名前を変更して書いている場合があります。
モリっ子式ジラサンアゴアクジ①
デッキコード[E3p3MU-kuEFnu-MpURMX]
まず最初にジラサンを改良して作成した型がこちらになります。
こちらのレシピはアーキタイプです。
ここから完成形へと近づけたので便宜上①と表記させて頂きます。
レシピを見ての通り店舗大会で結果を残しているジラサンUBと採用枚数などはあまり変化はありません。しかし、ジラサン系統ではあまり見られないカードがアゴアクジを除いて二枚ほど入っています。
この①のデッキは非GXのカウンター系に対してどう戦っていくかを主に置きました。ジラサンの特徴としての複数の勝ち方を殺さないようにしつつ尚且つ新弾バトルも出れるように作ってやれ!みたいなノリで作成しました。
デッキ自体はジムバトルやトレリでよくみるジラサンUBの構築を10個ほどまとめて、その中でも事故率が少なく安定択が多いデッキから模倣しました。
ジラサンの型は探そうと思えば沢山見つかります。ジラサン本来の回し方諸々はそちらの記事を見てくださればわかると思ったので割愛させて頂きます。
代わりに、今回のレシピに入っていると’アーゴヨン&アクジキングGX’、’マルチ付け替え’、’アセロラ’、これらのカードについてお話させて下さい。
採用したカード
それでは採用したカードについて紹介していきます。
特徴としては、「エネを揃えるのが難しそう」、「GX技強そう」です。
通常技のジェットピアスはエネ要求が3エネと少し重い印象です。
しかし打てる機会があればカプ・テテフGXやデデンネGXをワンパンで狩れたり、ビーエネとこだハチをつけていれば240ラインのタッグチームも見ることが出来ます。
この通常技は相手のベンチで腐っているテテフGXやデデンネGX、非GXポケモンに刺さっていくため準備が出来次第積極的に殴っていきたいですね。
また、残りサイドお互い2-2の時
今までのジラサンの選択肢は、
②サンダー(エレパマシマシ)
③ウツロイドで相手の技をパクって攻撃
が基本でした。どれもジラサンの締めとしては基本的ですが、締めの一つ前の相手ターンで手札がスタンプで返された場合要求札が増えている印象でした。
今回採用したアゴアクジを含めると、
NEW→④アゴアクジの技によりサイドを2枚引き勝つ
NEW→⑤アゴアクジのジェットピアスで補助GX(デデンネやコケコ)を倒す
NEW→⑥アセロラで回収しつつアサルトサンダー(エレパマシマシ)
思いつく限り書きましたが締めの択が二倍に増えました。
④のような条件を満たせばサイド2枚取れる点が強いのでは?と思ったので今回メインに採用しています。
マルチ付け替え
このカードは、ピカゼクに入っている印象が強いカードですよね。
エネルギーなら問答無用でバトル場のポケモンに付け替えられます。
相手のサイドが残り4枚の時、殴ったマッシは基本的に相手のターンで倒されてしまいます。しかし、上手い人はマッシを避けて後ろのジラーチやサンダー、役目を果たす予定のUBポケモンを狙います。
残ったマッシはこちらからすると役目を終えているにも関わらずベンチを圧迫してきます。そのマッシに付いているビーエネや虹エネをアゴアクジ起動の際のエネとして活用できるのがこのカードです。
また、ジラサンとして戦う場合にもエネルギーを気軽に付け替えれたり、使わなければハイボの肥やしに出来てしまうので気楽に切れる札でもあります。
このカードは、後半の大怪獣バトルを制するために入れています。アゴアクジが起動しジェットピアスを打った返しにワンパンされなかった場合に、ジラーチorサンダーを前にするためのカードです。
アサルトサンダーを起動するための3枚目の入れ替えカードと思って頂ければわかりやすいかなと思います。
ジェットピアス180 + アサルトサンダー80 で260まで見ることが出来ます。
さらに、ジラーチの願い星で「こだハチ」や「エレパ」を持ってこれば290も見れるのでこのコンボでタッグチームを屠っていくことも可能です。
元々メインで考えていたカウンター系のバラマキデッキに対してスワップテテフをされる前にケアすることが出来るため採用していました。しかし、前述した通りの戦法でカウンター攻撃に近いことも出来ることが発見出来ました。
採用を検討したカード
こちらの方でこのデッキには入れなかったけど枠があったら入れたいカード達を紹介します。
こちらのカードは、対レシリザを見た時に使えるカードです。
先攻1ターン目で急激なエネ加速をされた場合の返しの後攻1ターン目にこのカードを用意して上技のサイコアブダクションを使いベンチのポケモンとエネを山に返します。
このカードのメリットは相手のベンチに展開したポケモンに割いたリソースを無駄にする点と、返しにアグノム以外を狙うにはグズマを切るしか無いという点です。
1点目をメリットと感じた理由はネストボールなどといったボール系アイテムを消費させられることと次のターンに必要な札を引く時に山が増えているので確率が下がるからです。
2点目をメリットと感じた理由は、次の相手ターンに理不尽を押し付けられるからです。
相手ターン時に自分のバトル場には役目を終えているアグノムが、後ろにはこれから戦うポケモンが用意されています。相手からするとアグノムよりも後ろのポケモンを狙いたいです。しかし、準備していたポケモンはエネと共に山に帰っています。ベンチにポケモンを呼ぶために使用したボールは既に1枚トラッシュにあります。さらに後ろを狙撃するためにはグズマを切るしかありません。相手は2ターン目であるにも関わらずやることが盛り沢山になります。
一見強いカードに見えますがベンチのポケモンしか山札に戻せないという部分をデメリットと感じました。
バトル場にレシリザがいた場合に穴抜け or グズマで入れ替えなければなりません。しかし、穴抜けは枠が無くグズマは前半で切りたくないという理由からこのカードは不採用になりました。
一応、このポケモンにエネを張り上技ができるか①のレシピから、
ミュウ→アグノム
ハイボ、ネスボ1枚ずつ→穴抜け
に変更して試行してみましたのでここに書いておきます。
試行回数50回、一ターンでアグノムが起動32回、アグノムサイド落ち2回、その他(用意が間に合わない)16回
と言った結果となり少し心許ない結果となりました。
このような理由もありアグノムの採用は諦めました。
混沌のうねり
こちらもアゴアクジと共に同じパックに封入されているスタジアムのカードです。デッキタイプによりますが、スタジアム依存のデッキには強く出れそうなカードです。
これ貼っとけば相手のターンに相手が使いたいスタジアムあってもブロアーかリセホマーシャドー出さなきゃ使えないし邪魔できるやん。
というノリで入れましたが、カラマネロ系のデッキと当たった時にトキワの森が貼られている方が自分も雷エネが持ってこれるので不採用にしました。
デッキの戦い方
さて、このジラサンアゴアクジの戦い方について書いていきます。
基本的な回し方については割愛させていただきます。
今回はタッグ、非GXの2つに分けて戦い方の流れを書いていきます。
VS タッグチーム対面
火葬的としては、レシリザ、ミュウミュウです。
基本的なジラサンUBの回し方で問題ありません。サイドの取り方は 3-3 or 3-1-2 になると思います。
レシリザ戦
レシリザやリザテルといったHP270のラインのポケモンは80+80+110(エレパ一枚使用orこだハチをつけたサンダーのアサルトサンダー)といった計算でちょうど倒せます。
しかし最近のデッキはヒードランを採用して中盤あたりでメインアタッカーが切り替わるタイミングがあります。
ここでダメージを負ったポケモンがマオスイやアセロラや満タンのくすり、グレートポーションで回復されることがあります。
回復をされるときに選択肢を増やすため80+80を与えた後に後ろにいる後続のレシリザorリザテルにマッシの120を与えておきます。
ダメージ分散が行えればどちらか一方は確実に狩れるようになりますし相手からすると、どちらかのポケモンをあきらめなければならないという選択肢を与えられます。
こちらのデッキタイプで入っているときついカードがあります。それがこの二枚です。
この二枚のカードの特徴はGX技でベンチに甚大な被害を及ぼすことです。ジラサンというデッキの性質上、相手からのワンパンを想定して次のターンに必要なポケモンを準備しなければなりません。ジラーチ二枚を場においてしまうとそれだけでサイド二枚取られる危険があります。
どの型のミュウミュウか判別してからベンチは並べていきたいです。
また、このデッキは初動に時間がかかります。そのためGX技で全回復される前に倒し切らなければなりません。
先ほどのレシリザ同様HPが270のため80-80-110という戦い方が基本です。盤面次第では、80-80-120といった最後のダメージはUBで与えるほうがいいと思います。
理由としてはデンジュモクで殴る際のエレパを確保しておきたいからです。デンジュモクで後続のミュウミュウを殴るときにエレパを1枚~2使って150 or 180与えて置くことで、次のウツロイドが相手の場にミュウミュウとテテフしか居なくても、テテフのエナジードライブを使いワンパン圏内に持ってきやすくできるからです。
カイリューGXが入っているデッキでは無さそうなら、3ターン目くらいからアゴアクジをベンチに置き育てていきます。途中で、グズマを使われアゴアクジが120以上のダメージを食らったらアセロラで回収してアサルトサンダーを打つのがいいと思います。
狙われなかった場合は、虹エネを付けつつ暴食でHPを満タンにさせつつ育てましょう。サイド残り2の段階で理不尽を押し付けやすくなります。
VS 非GX対面
仮想的としては、ゴルーグとマタドガスを例として書いていきたいと思います。
ゴルーグ戦
ゴルーグデッキの特徴は、「サポをトラッシュに送れない」、「逃げエネが4と重い」、「やぶれかぶれで事故を狙ってくる」、「素点160」です。
一進化なので一ターン余分にもらえますが進化前のゴビットがHP90あるため倒すのにエレパが必要になってきます。
190を絶えることが出来るポケモンがアゴアクジしかいないため、コケコGXは出さずにサンダーで2パンを狙いつつ、アゴアクジを壁にして盤面を作りつつ戦いましょう。
途中で、ゴビットに80、ゴルーグに120を与えミュウでダメカンを10と20づつ落とすとサイドが二枚手に入るので相手の残りHPを気にしながら戦うといいですね。
また、相手はポケモン入れ替えとポケモン回収しか前のポケモンを入れ替える手段がないので要所要所で相手の入れ替え札の枚数を確認しつつグズマでエネがついていないヤレユータンをしばってミュウでダメカンを乗せる戦い方もありかなと感じました。
ジラサンを使っていて一番きついなと感じた非GXです。ジラサンは種ポケモンのみで構成され且つ1エネ起動出来るポケモンが多く戦いやすいのが1つのメリットだと思います。
しかし、そのメリットをデメリットに変えるのがマタドガスというポケモンです。
ベンチバリアのミュウでは相手からのダメージを無効か出来ますが特性は防げません。(例としては敗れた扉のギラティナのダメカンは乗せられる。)
グズマでミュウを倒された後には出していたジラーチやサンダー、UBが倒されて終わりという形になります。
また、マタドガスがHP120なのでエレパを使わない限り基本的にはツーパンとなるのもきつい理由です。
マタドガスの脅威は種ポケモンに対してダメージを蓄積していく特性です。
戦い方としては、最初はジラサン従来の戦い方で出来るだけエレパは全部使いつつマタドガスを倒しサイドも取っていきます。
サイド二枚取るあたりでジラーチが気絶して両者2-2となります。このあたりでアゴアクジを出してアゴアクジに虹エネをつけて手札のUBをトラッシュに送り回復させます。
4ターン目あたりでサンダーも死に自分の場にはアゴアクジのみになります。あとはジェットピアスを連打しつつ手札のポケモンをトラッシュし回復ジェットピアス...の繰り返しとなります。
最後サイドが二枚になったらGX技で取り切って終了です。
通常技が起動するまでの間にジラーチなどが倒れるため相手のカウンターエネルギーは発動しなくなることに注目したため上記の戦い方にしました。
マタドガスは特性込みのダメージは40+10+10=で60出せるのに対して、アゴアクジは手札からポケモンをトラッシュする度に60回復します。
戒めを張られても大してダメージとして蓄積されずジェットピアス連打で勝ててしまいます。
このデッキは、環境トップのデッキや一部の非GXに対してかなり強く出られます。しかし、どうしても三神相手だと分が悪くなってしまいます。三神相手にどう立ち向かうかを考えた構築が以下のジラサンデッキ②と③です。
モリっ子式ジラサンアゴアクジ②
先ほどのデッキと比べると、
OUT→アセロラとマルチ付け替え
IN→ラティオスGXとビーストリング
となりました。
メインに掲げた目標は「三神のGXを封じよう」です。
では、デッキに新しく加えたそれそれのカードに対しての採用理由を話したいと思います。
採用したカード
ラティオスGX
後述する③のデッキに至るまでは、このカードが一番三神に対しての答えのカードだと思ってました。
追加効果ありのオルタージェネシスGXは既存の非GXデッキにとってただの暴力です。これに勝つにはこちらもGX技を先に切り封じるしかないと考えました。
これをすると後半のカプサンダーやカオスオーダーが使えなくなるのでその点だけ注意して戦いましょう。
このカードの魅力はGX技以外にもあります。
例えば逃げエネが0という点。
GXポケモンでは珍しい逃げるエネルギーが0ということもあり、三神ではないデッキに対してこのカードが初手にバトル場に出た際も素早くジラーチやサンダーに入れ替えることが出来ます。
また、GXであるという点にも注目してください。このポケモンがGX技を切った返しに倒れた際にサイドを二枚取られてしまいます。
しかし、次に紹介するビーストリングのトリガーとなり相性がいいです。
ビーストリング
このカードは相手のサイドが3、4枚の時に自分の場のUB一匹にエネルギー2枚分のエネ加速が出来ます。
前述したラティオスGXが狩られた返しにビーリンで適当なUBにエネを付けておくことで山札の圧縮が可能になります。
また、このカードが山札の中にあると確認が出来たなら後半ビーリンでエネ加速ができるので安心して序盤にコケコ◇を出し手札の圧縮が出来ます。
序盤に出しておくことで相手の狙うポケモンの選択肢が増え狙いがブレます。
個人的に相手に対してどれを狩ればいいのかという選択肢を増やすデッキは強いと思っています。
なので序盤何をやられても返せるような盤面を作ろうと思った結果ビーリンはとても使い勝手が良かったです。
正直1枚使えたら問題ないのですがサイド落ちや後半コケコGXを持ってくるときのハイパーボールの肥やしになるので2枚採用としています。
デッキの戦い方
先ほどの構築とあまり変化がないので回し方は割愛します。
やるべきこととしては以下の3点です。
三神戦
クリアビジョンを打つことに集中してください。打ちさえすれば相手は一枚しかサイドを取れない状況になるのでのんびりと対戦を進められます。
サイドプランとしては、クリアビジョンが打てたなら3-2-1 or 2、3-3どちらでも可能です。
このデッキで何度か三神と当たったのですがラティオスGXを前に出せれても特性のせいで技を打てない場面があり、封じることが出来ていましたが確定ではありませんでした。
そこで封じることなく倒せるように意識を向けたのが次のジラサンアゴアクジ③です。
モリっ子式ジラサンアゴアクジ③
デッキコード[NLNLi6-3VqZRU-LLnngL]
先ほどのデッキからさらに構築を変えました。ポケモンとグッズのピン採用が少し増えた印象ですね。
こちらの構築はポムノシタさん(@pomnoshita)との対戦動画で使ったものです。
目標は「三神をぶっ壊せ!」です。
オルタージェネシス後の三神のアルティメットレイをものまねミミッキュでぱくり、後ろのアゴアクジかベンチの三匹に雷エネを配布しておき、ミミッキュを倒された返しにカプサンダーで倒し返すプランとなっています。
確実にミミッキュを持ってこれるようにメイを採用しています。
メイで、ミミッキュ、基本フェアリー、カウンターゲインを持ってきます。
手元に余裕があるなら、コケコのためにエレパを持ってきたりするのもありだと思います。
回し方については、ポムノシタさんの動画で見ていただければと思います。
このデッキの弱点としては、器用貧乏な立ち回りになってしまうのと手札のカードによって毎回戦い方が変わるのでなれるのに時間がかかることです。
まとめ
ここまで稚拙な記事を読んで下さりありがとうございます。如何だったでしょうか?
購入単価の300円分くらいの構築と解説になっていれば幸いです。
このデッキに関して質問などがございましたらモリっ子(@mori_royale)のDMを開放してありますのでお気軽にTwitterで質問していただけると幸いです。
後半だるくなって適当に書いてしまったな。ブログだしいっか。
新レギュのこの構築強いよってのあったらDMで教えて下さい。
今日の絵日記
ジラーチは前描いたからサンダー!
ジラサン安定した打点が強みだけどマオスイされるととてもきつい。